【安価】機巧種―カラクリ―が主流となる世界で生きる。
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110:名無しNIPPER[saga]
2018/03/13(火) 00:06:15.27 ID:wkpCUxle0


団子屋近くを通り掛かると……
「貴様、あの「紅」の一派だな!!」
「あーん……うん、うめぇな。これ」
「話を聴かんか貴様ァ!!」
「うるせぇな……娘さん、団子もう一つ」
もぐもぐとする赤いバンダナを巻いた男。
その周囲を取り囲むは、あの和総政府の役人だ。
鎧型の機巧種が刀を持って狙いをバンダナにと定めている。
「構わん、口が利けるだけで十分だ。手足はいらん、斬れい!!」
「参る!!ゆけぇ!!」
手に抱く十手型の「弦」が動く。
軍式機巧種が刀を振り上げてバンダナに狙いを定めれば……。
彼の荷物であろう大きな木箱から、瞬間として全ての機巧種が破壊された。
「な、なんだ!!」
同時に、そこに座っていたバンダナの姿は無く。
彼ら役人の両腕は地面へと落ちていた。
早業、と言うべきだろう。バンダナの手には既に真剣型の「弦」が引き抜かれていた。
「ぐっあぁあああ!!」
「団子喰ってる最中に気味の悪いもん見せんじゃねぇよ……狂―クルイ―、やれよ」
何時の間にかバンダナの隣には人型の機巧種が立って居た。
と思えば再び消えて、役人の首が全て飛ぶ。
「これにて掃討。ははは、大将がやりすぎだと怒るかねぇ?」
そういって、その血だまりの中笑いながら、長椅子に置かれた最後の団子を頬張った。
その姿を見て、非駒は何を思ったのか………。

非駒は一体、何を思ったか?
行動安価↓2


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