2:名無しNIPPER[sage]
2018/03/11(日) 09:08:35.23 ID:R4tHK6Vy0
おうさっさと書こうか
3:よっしー ◆NoYO/wPiwdiE
2018/03/11(日) 09:13:38.63 ID:p5F/Oh270
「おかえりなさいませっ!ご主人様!新人メイドのクリスティー・ニャンニャンですっ!」
「新人ゆえ至らぬところがございますが、ご容赦願いますだニャン!」
どうしてこうなった…
4:よっしー ◆NoYO/wPiwdiE[sage]
2018/03/11(日) 09:14:13.19 ID:p5F/Oh270
ババ抜きである。
勝敗は決したのである。
「まゆしぃはお腹がすいたのです…。ジューシーからあげナンバーワンが食べたいなぁ〜」
5:よっしー ◆NoYO/wPiwdiE[sage]
2018/03/11(日) 09:17:23.53 ID:p5F/Oh270
買い出しを終えた岡部がラボへと帰ってきたところで、各々が食事の準備を始めた。
トランプはコタツの隅へと追いやられ、綺麗にまとめられている。
カードは伏せられていたが、一番上には岡部が最後まで手にしていたジョーカーが置かれていた。
「あら?岡部のラーメン見たことないかも」
6:よっしー ◆NoYO/wPiwdiE[sage]
2018/03/11(日) 09:18:18.55 ID:p5F/Oh270
「おぉかぁべぇ!」
「ふんっ!アインシュタインに匹敵する頭脳を持つこの俺の考えを読むなど到底不可能なのだ!」
「オカリンババ抜きで負けてたけどね」
7:よっしー ◆NoYO/wPiwdiE[sage]
2018/03/11(日) 09:19:44.57 ID:p5F/Oh270
そう、確かに彼女の推察は当たっていたのだ。脳がもたらした無意識では抗えぬ行動心理。それを読み取るなど天才脳科学者の彼女ならば造作もない事だった。
しかし、思わぬ伏兵からの攻撃に対して隠しきれはしなかったのだ。
そして彼女は自らをもってその心理から起こる行動を示した。
動揺を。
8:よっしー ◆NoYO/wPiwdiE[sagesaga]
2018/03/11(日) 09:31:10.34 ID:p5F/Oh270
「助手よぉー。この狂気のメェアッドサイエンティストの命令を甘んじて受けるのだー!」
「鬱だ…」
紅莉栖は床に両手をつき項垂れていた。彼女の中では岡部の勝利の確率など微塵も考慮していなかった。
9:よっしー ◆NoYO/wPiwdiE[sagesaga]
2018/03/11(日) 09:32:13.06 ID:p5F/Oh270
バタンッ!
「キョーマッ!」
ラボの扉が勢いよく開かれ、ピンクの髪と猫耳が飛び込んできた。皆一様に驚きフェイリスを注視している。肩で息をしているその姿は急いでここまで来たことを示していた。
10:よっしー ◆NoYO/wPiwdiE[sage]
2018/03/11(日) 09:32:41.02 ID:p5F/Oh270
「そうなのニャ。そこでクーニャンに…」
「いやよ!私が猫耳付けてメイドしてるなんて!絶対無理!」
「まゆしぃはそんなふうに言われると悲しいのです…」
11:よっしー ◆NoYO/wPiwdiE[sage]
2018/03/11(日) 09:33:22.29 ID:p5F/Oh270
2月22日
晴天なり
昨日の事件から一夜明け、ラボにはまたしてもいつもの4人が集まっていた。
「岡部は[ピーーー]。氏ねじゃなくて[ピーーー]。」
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