提督「艦娘を幸せにしたい」
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113: ◆9nQFebwi.A[saga]
2018/03/17(土) 19:37:23.41 ID:AfuVQBcq0
長門「緑茶で構わないか?」コトッ

提督「もちろん。頂きます」ズズッ

長門「お茶菓子もあるからな。どんどん食べてくれ」

提督「ありがとう。それにしても長門とこうやって話すのは初めてだな」

長門「提督とは作戦会議で話し合うことのほうが多かったからな」

提督「確かに...」ズズッ

長門「思えば提督とは長い付き合いだな...」

提督「そうだなぁ...長門は二番目に着任した戦艦だったな。君の高火力には何度助けられたことか」

長門「何、あなたの作戦と的確な指示があってこそさ」

提督「謙遜するな。どれだけ優れた指揮があっても、君の突破力と戦う勇気がなければここまで来れなかったよ」

長門「...提督」

提督「ん?」

長門「その...ケッコンすると、練度の上限が解放され、より強くなれると聞いている。どうして提督は、私を選ばなかったんだ?」チラッ

長門「私じゃ...ダメだったのか?」ウルッ

提督「長門...」

長門「...」ジッ

提督「俺は強さでケッコンを決めたんじゃないんだ。一生添い遂げるつもりで榛名とケッコンしたんだよ」

長門「そうか...そうだよな。あなたがそんな軽い人じゃない事なのは分かってた...」

提督「...」

長門「はは...好きな人からそういう話を聞くのは辛いものだな...」ポロポロ

提督「ごめん...」ギュッ

長門「て、提督!?」ドキッ

提督「君の気持ちに応えられなくて本当に申し訳無く思ってる...けど、どうかこれからも俺の良き戦友として仲良くして欲しい」ボソッ

長門「(耳元で提督の声が...提督...良い匂い...)」クラッ

提督「な、長門!?大丈夫か!?」

長門「す、すまない...少し興奮してしまったようだ」


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