13:名無しNIPPER
2018/03/11(日) 02:03:24.45 ID:KA+VkBM2o
男「なぁ、この部室になんでポットや湯飲みがあるのかわかるか?」
幽霊「へ、へ? いえ、わかりませんけど。元々あったんじゃないですか?」
男「いいや、持ち込んだんだ。 俺が、この部活に入ったときにな」
幽霊「へぇ……でも確かに、あると便利そうでいいですね」
男「確かに便利だが、俺にとってはそんなことは二の次だった」
男「憧れてたんだよ。とある小説のとある部活にさ」
男「その小説の中の人間はいつも不思議を追い求めていて……。 そんな小説ばっか読んでるからだろうな」
男「──この上なくめんどくさそうなのに、現状にちょっとときめいてるんだよ」
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