17:名無しNIPPER
2018/03/11(日) 22:37:32.10 ID:2g2Xz53D0
ゆま「杏子!杏子!」てててて…すちん
杏子「走るな、危ねえだろ」
杏子「来るなって言っただろ?」
ゆま「だって、杏子が…」うるうる
ゆま「杏子が死んじゃいそうだったもん!」ぐすん
マミ「そうね、佐倉さんも危なかったわよ。ソウルジェムが無事なのは奇跡よ」
杏子「・・・ああ、そうだな。ゆまが治してくれたから勝てたんだ。ありがとな」
ゆま「うん!ゆまだって杏子のために戦えるもん!杏子の役に立つんだもん!」
杏子「調子に乗るなよな、ゆまはまだ出来立てほやほやなんだから」
ほむら「ところで、佐倉杏子」
杏子「あん?」
ほむら「この子は?」
杏子「ああ、ゆまか。千歳ゆまってんだ。風見野で会ってね」
ほむら「あなたがここを留守にしている時?」
杏子「そうだよ。なんだかなぁ、ひさびさに故郷が恋しくなってさ……ゆまとはそん時に会ったんだ。こいつ、幼児虐待にあっててさ、煙草が基で家が燃えちまったんだ」
マミ・ほむら「……」
杏子「やっぱりさ、どうしたって親は親じゃん?ゆまは親の火傷を治してやりたかったんだ。でも、時既に遅しってのはこのことだなぁ・・・奇跡にも神にも見限られちまって……」
マミ「そう・・・だったの・・・」
ゆま「杏子はいっしょにいてくれた!ゆま、寂しくないよ!だって、杏子は優しい魔法少女だもん!」
杏子「(悪くないな、こいつといるの)」
マミ・ほむら「・・・」
杏子とゆまを見つめる二人
27Res/17.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20