44: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:45:49.90 ID:ONxvrWWwo
女「すみませーん。カメラが余っているんですけど、まだ設置する場所とかあります?」
霊能少女「あぁ、それは玄関先のところにお願い」
45: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:46:27.61 ID:ONxvrWWwo
婆「…」ガサゴソ
46: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:47:47.60 ID:ONxvrWWwo
女「カメラ全部設置完了しましたー」
霊能少女「…ありがと。後はパソコンに繋いで」ッターン
47: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:48:56.83 ID:ONxvrWWwo
女「でも一つのモニターで全部の部屋を見るって大変じゃないですか?そこの下の方の部屋とか一瞬何かが映っても見逃しちゃいそうですし」
霊能少女「問題ない。例え玉響の一つでも、ワタシの目は見逃すことはない」
48: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:49:47.55 ID:ONxvrWWwo
女「まだ監視カメラには何も映ってないですけど、オーブって普通の家にもいるものなんですか?」
霊能少女「視認出来るタイプは一般家庭にはあんまりいないけど、小さいやつならごまんといる。それこそ埃と同じくらいに」
女「えっ…そ、そんな身近に?」
49: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:50:41.30 ID:ONxvrWWwo
50: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:51:53.52 ID:ONxvrWWwo
女「え、えっ…わ、私にまだ何か憑いているんですか!?」
霊能少女「和尚に言われなかった?ワタシにも具体的には分からないけど、アナタには変なモノが憑いている」
霊能少女「大丈夫、すぐ終わるから。服を脱いで」
51: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:53:35.15 ID:ONxvrWWwo
女「えっ!?ちょっ…!は、入って…これ!?背中に腕がぁ!!!!」
女「どうなっているんですかぁ!!!!!!」
52: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:54:41.38 ID:ONxvrWWwo
霊能少女「…こいつか」ポイッ
ピチピチッ ピチピチッ
53: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:56:06.04 ID:ONxvrWWwo
霊能少女「さあ、ワタシにもアレが何なのか分からない。あれも今まで見たことがないタイプだった」
霊能少女「…面白い、これを仕掛けたやつがどんなヤツか知らないけど、いい度胸してる」
54: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/10(土) 18:57:24.67 ID:ONxvrWWwo
霊能少女「…恐らく、アナタよりも影響を受けている可能性が高い。和尚もあの呪詛にやられたと見て間違いないと思う」
女「そ、そんな…は、早く病院に行かないと」ダッ
霊能少女「待って、もう病院の面会時間は過ぎているはず。今から行っても間に合わない」
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