302: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:35:59.18 ID:ELSLV8Bao
霊能少女「…いや、聞きたいことはまだある」
霊能少女「『神彁混』ってなに?アナタは…これを使って、何をしようとしている」
303: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:37:06.45 ID:ELSLV8Bao
司祭「えぇ、そうです。扉の向こう側、天の国にいる兄弟」
司祭「我々は…扉を開けたいのです。天の国への扉を、だから旅路を続けている」
304: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:37:37.06 ID:ELSLV8Bao
305: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:38:31.37 ID:ELSLV8Bao
女「」ビクッ
女「チャ、チャイム…?」
306: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:39:31.50 ID:ELSLV8Bao
司祭「不安、恐怖、苦悩、様々な想いがあると思うが…我々は一つだ。何も恐れる必要はない。共に旅立とう」
司祭「今、この時…扉は開かれる。慈悲深き父や母の元に…約束の地へ」
307: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:40:37.63 ID:ELSLV8Bao
司祭「…別れの時だ。貴女方はこれを見届けなければならない。その目と心に刻み付けるのだ」
司祭「これが…我々の旅路なのだから」カチャ
308: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:41:55.73 ID:ELSLV8Bao
女「あっ…あっ…そ、そんな…ま、また……」
霊能少女「自殺、した…あの老婆の時と同じ」
霊能少女「旅路……まさか、こいつ……さっきの放送で……信者達に」
309: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:43:01.63 ID:ELSLV8Bao
霊能少女「早く、走って。急いでここを出る」ダ
女「せ、先生っ!あの放送って…!ま、まさか」
霊能少女「考えている時間はない。教祖のあいつが自殺した今、もうここにいる理由はなくなった。早く出よう」
310: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:44:06.90 ID:ELSLV8Bao
女「ひっ……」
女「こ、この人って…!案内してくれた…!」
霊能少女「…どうやら、最悪の状況みたい。何が…起こっている」
311: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/26(月) 12:45:18.20 ID:ELSLV8Bao
女「」ピタッ
霊能少女「どうしたの?」
女「せ、先生…あれって……」
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