2: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:00:21.92 ID:YTkI/AaLo
女「あの…お茶です。良かったらどうぞ」スッ
和尚「これはご丁寧に、どうも」
3: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:01:25.40 ID:YTkI/AaLo
女「は、はい…最初に変だなって思ったのはちょうど一か月くらい前だったと思います」
女「急に真夜中に…人の声みたいなのが聞こえて。聞き間違えかと思ったんですけど、母も同じような声を聞いたらしくて」
女「それから…お皿が急に割れたり、変な叩く音みたいなのが聞こえたり…私も体調をちょっと崩したりして、気味が悪い出来事が続いていたんですよね...」
4: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:02:21.08 ID:YTkI/AaLo
和尚「…大変な思いをしましたね。お母様の方は大丈夫ですか?」
女「はい。あと数日もしたら退院できるみたいです」
5: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:03:32.35 ID:YTkI/AaLo
女「はいっ、これで大丈夫ですか?」
和尚「ありがとうございます。ではそれをテーブルの中心に置いてもらえますか」
6: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:04:46.61 ID:YTkI/AaLo
和尚「えぇ、私の気に反発して、コップが動きました」フキフキ
和尚「…これは相当、気が集まっていますね。ここまで動いたのは初めて見ました」
7: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:05:54.50 ID:YTkI/AaLo
スタスタ スタスタ
女「ここです」
8: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:07:11.03 ID:YTkI/AaLo
和尚「…」
和尚「…ふう」
9: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:09:19.55 ID:YTkI/AaLo
和尚「それと、今日はこの部屋で寝てもらっても大丈夫ですか」
女「えっ!?で、でもっ…」
10: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:10:25.59 ID:YTkI/AaLo
▢▢▢▢ 二日目 ▢▢▢▢
ピンポーン
11: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:11:41.61 ID:YTkI/AaLo
和尚「…映っていたんですね。貴女の家に憑りついているナニかが」
和尚「一人でさぞ恐ろしかったと思います…今回は私のやり方が強引過ぎました。もっと慎重に、貴女の心境も配慮するべきでした」
和尚「…では、昨日、何が映っていたのか見せてもらえませんか。大丈夫です、今日中に決着がつきます」
12: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/09(金) 23:13:21.89 ID:YTkI/AaLo
女「で…最初の数時間は何もなかったんです。で、でも…夜中の3時頃から…」ブルブル
和尚「…大丈夫です。落ち着いて、ここから先の操作は私がやります」ピッ
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