109: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:36:15.41 ID:9Oxe9hMgo
110: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:37:26.32 ID:9Oxe9hMgo
女(なっ…!?レ、レジに行っていない!?なんでこんなところで突っ立って…!!)
女(ま、まずい…!鉢合わせたっ…ど、どうしよう!)
111: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:40:00.44 ID:9Oxe9hMgo
女(うっ…も、もうこれ以上は無理か。一度出会ったら、どうしても私の存在を覚えられる)
女(もしこれで帰り道に私の姿を見られたら…監視自体に気付かれる可能性がある)
女(そうなると常に向かいの私の家を意識されて、先生の思う通りにいかなくなるかもしれない…それだけは避けないと)
112: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:41:26.75 ID:9Oxe9hMgo
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113: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:43:10.94 ID:9Oxe9hMgo
女「…お母さん」ウルッ
114: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:45:26.85 ID:9Oxe9hMgo
モグモグ モグモグ
霊能少女「まず、あそこに住んでいるお婆さんは元々姉妹で住んでいたらしい。と言っても、もう15年近く前の話。妹の方はいつの間にかいなくなっていたと聞いた」モグモグ
115: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:48:19.89 ID:9Oxe9hMgo
霊能少女「でも、ちょっとは交流があった人もいる。ここ十年は行ってないみたいだけど、駅前のカフェのマスターとは世間話をするぐらいは仲が良かった」
霊能少女「で、そこのマスターに話を聞きに行ったら…興味深い発言をしていた」
116: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:50:44.65 ID:9Oxe9hMgo
霊能少女「ここである疑問が出てきた。もし、今回の騒動の犯人があのお婆さんだとして、今回の事件が初犯なのかどうか」
霊能少女「過去に…アナタ達みたいに呪われた家があったんじゃないかなってね
117: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:52:00.92 ID:9Oxe9hMgo
霊能少女「一人目はOL。10年前にこの近くのアパートで独り暮らしをしていたみたい」
霊能少女「同僚にも上司にも慕われ、順風満帆な暮らしをしていた。でもある日、突然自殺した。首を吊ってね」
霊能少女「死ぬ前に友人に電話をかけていたみたい。何かに追われている、部屋に誰かいるから助けてといったようなことを話していたらしい」
118: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:54:02.17 ID:9Oxe9hMgo
霊能少女「そして二人目は21歳のフリーター。8年前に運転中のバイクで事故を起こし死亡」
霊能少女「県外の事故で死んでいるし、一見今回の件とは関係ないように見えるけど…本人の部屋から謎の怪文書が大量に見つかっているのが当時の週刊誌の記事で分かっている」
霊能少女「OLと同じように、誰かに狙われているような節の文がね。恐らく呪いから逃走しようとして殺されたんだと思う」
119: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2018/03/13(火) 20:55:31.52 ID:9Oxe9hMgo
女「…!し、知ってます!それ!ひきこもりの男が強盗目的で殺したってやつですよね?」
女「すぐ近くで起きた事件だったので…学校でも話題になりましたし、報道用のヘリもいっぱい飛んでいました」
女「で、でも…それが呪いと関係しているんですか?殺人事件…なんですよね」
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