俺ガイルSS雑談スレpart51【はまち】-SS速報VIP

俺ガイルSS雑談スレpart51【はまち】

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363:名無しNIPPER[sage]
2018/07/28(土) 19:05:33.67 ID:3lS9ElMrO
「うん……しょっと……」
「ま、○○さん、ぼ、僕もプリント運ぶの手伝うよ」
「え？あ……電池くん…………」
「ﾃﾞｭﾌﾌwwwww」
「あ、うん……」
「………………ねぇ」
「な、なに？」
「君さぁ、僕が手伝ってやろうってのにお礼も言えないわけ？」
「あ、ごめ──」
「ほんっと君ってゴミクズ野郎だよねwwwwwwﾃﾞｭﾌwwwwwwww」
「なっ……！電池くんにだけは言われたくないわよ！この前だってディスカッションで自分の意見を正論で返されたからって意味わかんない人格否定しだすし！」
「なんだとっ！？あの意見はほとんどの人が──」
「ほとんどの人って何？もしかしてHACHIMAN部の人達のこと？全校生徒数百万人を誇るマンモス高、俺ガイル高校のうち数百人しか部員がいないHACHIMAN部の人達の意見が過半数とか本気で言ってるの？信じらんない」
「ぐっ……僕の意見は間違ってなんかない！あれは八幡が優しいだけで普通、八幡だって由比ヶ浜みたいなゴミクズに──」
「ねぇ……この前の授業でちゃんと教科書(原作)読んでた？八幡は他人の意見を押し付けられるのが嫌いなんだよ？二次創作活動ばっかして教科書もろくに読まないからそんなこともわからないんだよ。君がどう思おうが勝手だけどそれで人に迷惑をかけるのは間違ってるわ」
「う、うるさいうるさい！」ﾄﾞﾝｯ
「きゃっ！？　いたた………」
「僕(HACHIMAN)はマチガッテナンカナインダ！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
「大丈夫ですか？○○さん」
「あ、渡校長……大丈夫です、ありがとうございます」
「災難でしたね」
「はい……」
「君は間違ってませんでしたよ。それに──」
「それに？」
「八幡も言っていたでしょ？全員に理解されなくても理解してくれる人が少しでもいてくれるからそれでいい、と」
「あ──」
「さ、これからもより良い生徒(ファン)であれるように頑張ってくださいね」
「はい！」

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