【オリジナル】ある日魔法が使えるようになりまして
1- 20
7:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 14:57:36.42 ID:4qco5sv60
そんな中で生まれたのが魔法であった

これはどう考えてもこの1週間ループを抜け出す鍵になるでしょ

というかそうとしか考えられない
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 14:59:48.24 ID:4qco5sv60
と、いうのが4万年ほど前の話だ

まるでついさっき魔法が使えるようになった風に語っていたが、実際の所は結構前の話である

そしてお分かりの通りさっきのは見事にフラクでなんの解決もないままここまできてしまっている


9:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:07:52.82 ID:4qco5sv60
まあ、決して何もなかった訳ではない

3万年ほど前にはその魔法を書き記したノート数冊が唐突に金庫から消えたり、ここ1万年は何故か天候が固定ではなくなったりと変化はあった

ぶっちゃけそれだけだが


10:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:13:48.31 ID:4qco5sv60
ただまあ、変化がなければ物語が始まることもなければ語る必要もない

つまりはそういうことである

何事も基本的には唐突だ


11:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:19:46.04 ID:4qco5sv60
一気に布団から体を起こしぐるりと見飽きた部屋を見渡す

特に変化はなし

真横の1点を除き
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:26:19.94 ID:4qco5sv60
いきなり起き上がったせいか、それは一旦ピタリと動きを止めるも、すぐさまペシペシと叩きながら聞きなれない言葉で何かを訴えかけてくる

『翻訳率:30%』

作って10年もしないうちにその役目を失った翻訳魔法が珍しく枕元でフル作動している
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:33:45.07 ID:4qco5sv60
それは赤いローブを身にまとい、目を隠れほど大きな鍔の無駄にでかい三角の帽子を被っていた

ぶっちゃけそれ、そのぱっと見15、6歳程にみえる少女は端的にいえばいかにもファンタジーであった

見た目まんまの魔法少女感
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:39:04.35 ID:4qco5sv60
しかし、そんな少女が手に持っているのはその雰囲気をぶち壊すアイテム

汚い文字でタイトルの書かれた久しぶりに見るB5サイズのヨレヨレのノート

それが、ファンタジーからかけ離れたアイテムが自分とファンタジーを繋ぐ
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:41:53.79 ID:4qco5sv60
『翻訳率:50%』

徐々に発せられる音が聞きなれた言葉に変化されていく

まあ、あれです、ようやく動きそうです


16:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:48:31.50 ID:4qco5sv60
まだ正確に伝わるかは分からないが、とりあえず自分の今の気持ちを伝えておこう

『ようこそ、オレはキミを待っていた』

ピタリと手を止めポカンとこちらを少女が見つめる
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:51:56.74 ID:4qco5sv60
そんな始まりの1幕、相変わらずループしてるがようやく時間が進み始めた瞬間の出来事

そしてこのセリフは後々永きに渡り何故かネタにされまくる

言わなきゃよかった
以下略 AAS



28Res/8.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice