【オリジナル】ある日魔法が使えるようになりまして
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13:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:33:45.07 ID:4qco5sv60
それは赤いローブを身にまとい、目を隠れほど大きな鍔の無駄にでかい三角の帽子を被っていた

ぶっちゃけそれ、そのぱっと見15、6歳程にみえる少女は端的にいえばいかにもファンタジーであった

見た目まんまの魔法少女感
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:39:04.35 ID:4qco5sv60
しかし、そんな少女が手に持っているのはその雰囲気をぶち壊すアイテム

汚い文字でタイトルの書かれた久しぶりに見るB5サイズのヨレヨレのノート

それが、ファンタジーからかけ離れたアイテムが自分とファンタジーを繋ぐ
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:41:53.79 ID:4qco5sv60
『翻訳率:50%』

徐々に発せられる音が聞きなれた言葉に変化されていく

まあ、あれです、ようやく動きそうです


16:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:48:31.50 ID:4qco5sv60
まだ正確に伝わるかは分からないが、とりあえず自分の今の気持ちを伝えておこう

『ようこそ、オレはキミを待っていた』

ピタリと手を止めポカンとこちらを少女が見つめる
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:51:56.74 ID:4qco5sv60
そんな始まりの1幕、相変わらずループしてるがようやく時間が進み始めた瞬間の出来事

そしてこのセリフは後々永きに渡り何故かネタにされまくる

言わなきゃよかった
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 15:53:21.24 ID:4qco5sv60
第1話「生活便利書」


19:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 16:04:16.64 ID:4qco5sv60
『さっきの何言ってるか分かった?』

『ええ、キメ?で?さい?詞を言っていた?に聞こ?ました』

『翻訳率:70%』
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 16:07:01.90 ID:4qco5sv60
そう言うが早いが腕を伸ばし机から1冊のノートを手に取る

こういうイベントの可能性を考慮していたのに忘れる所だった

まあ、早めに気付けただけセーフだよね


21:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 16:10:35.49 ID:4qco5sv60
『メディカルキット』とタイトルに書かれたノートをめくり、目的のページを探す

…付箋つけとけばよかった

手間取りながらも目的のページをすぐに見つけ、文字を指でなぞりながら発していく
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2018/03/09(金) 16:14:18.41 ID:4qco5sv60
「読み込み、解析、保存」

『!?ちょっ?、それって…』

「ああ、別に気にしないでしとかないと下手すりゃ死ぬからしてるだけ」
以下略 AAS



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