33:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/16(金) 11:39:29.01 ID:nAc8IF/I0
少年「………迷った」
見事に迷っていた。
問題は資料にのってない小道が多かったことだ。
隠し部屋に飲み込まれたり、怪しい邪教集団から逃げていると完全に見知らぬ場所へとやってきてしまった。
バジロウ達と行動していればよかったかと今さらながら後悔する。
でも建物だ。窓で外を確認できるのならいずれ外に出れるだろう。最悪下まで行ければ窓から飛び降りるだけだ。
そう思ってないとどうしようもないほどに俺は迷っていた。
少年「………お腹がすいたな」
金は少し持っているがそれを使う場所がなければ仕方ない。
学食があるとは聞いているがそこにいくためにもまずは抜け出さなければ。
とりあえず前進あるのみだ。
そう思って踏み出した矢先
ぐにり
なにか柔らかく弾力のあるものを踏みつけてしまった。
おそるおそるそれを見ると
黒い人「」
少年「―――っ!!」
血を流した黒い人「」
少年「う、あ、あ」
少年「うわぁあああああぁああ!!」
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