少年「俺のクラスは亜人だらけ」
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326:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2020/03/02(月) 20:16:27.67 ID:Vr5GI9Ka0
そんな幸せは有限。私が最後の琥珀を口にで転がしているときのことでした。

少年「! すいません。ちょっと……トイレに行ってきます」

R「わかりました。ではここでお待ちしておりますNE」

離れ離れになるのはちょっとだけ寂しい、ですが生理現象は仕方がありません。

R「………」

Iはなにも考えず、ただ空を見上げてたそがれていました。

すると

「よお姉ちゃん、綺麗な羽してんじゃねぇか」

「うん。肌の材質もつやつやして美しいな」

二人の男性がIに声をかけてきました。

R「Iになにか御用でしょうか」

「暇してるなら俺らと一緒に回らねぇかぁ?」

「楽しいことうけあいだぞ。ふははっ」

これがぞくにいうナンパというものでしょうか。

目の前にいる二人(サングラスをした白色の羽とサングラスをした黒スーツ)はどうやらIと一緒に観覧したいようです。

昔のIなら頼まれればついて行ったことでしょう。しかし今のIは明確に少年さんと一緒にデートをするという意思があるのです。

R「+チーチェ お断りします」

「そんな連れないこと言わずにさぁ。ほら」

「俺たちと遊ぶほうが楽しいはずだ」

楽しいはずだ?

No あり得ません。この方たちがどんなに優れたパフォーマーであっても断言できます。

「警告します。その手をお放しください」

「いいからいいから」

好きな人と一緒にいることがこの世で最も楽しいことだと

「警告無視を確認。では」

だからIはこの人たちと過ごす時間などありません。一刻も早く

というか別の男性と一緒にいるところを少年さんに見られたくないから

R「戦闘モード発動。使用許可レベル2申請………認証。無限絡繰機構起動。火器インストール」

「………ん?」

「これは………」

R「VWスカート展開。変形。出力を非殺傷レベルまで増加。準備完了」

さっさと片付けてしまいましょう。

R「オールレディ・レディ・オールレディ」

R「さようなら」

「ちょっとま―――」

「………ふむ」

少年「な、なにやってるんだ!!」

「! ナンダコノヤロウヤロウッテノカウワァヤラレタ」バタン

「ウワナンテツヨインダヤラレテシマッタ」バタン

R「………」キュィィィィン

二人は少年さんに殴りかかったかと思うとばたんと倒れました。

少年「えーとその、大丈夫? R−10さん」

………守ってくれたなんて、素敵。


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