291:亜人好き ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/01/30(木) 18:06:23.74 ID:NWoGZrx70
R「あーん」
少年「おいしいです」
R「よかったです」
なんと充実したひと時。
Iは入学以来初めて充実している気がします。
やっぱりIを満たすものは少年さんだったNOですね。この巡り合いをきっと運命と呼ぶのでしょう。
ほら、鳥たちも私たちを祝福して―――
クレル「ほほーう」バッサバッサ
セラフ「あらあらまぁまぁ」
生徒会の人が飛んでました。
少年「なにやってるんだ先輩たち!!」
うかつでした。まさか上から侵入してくる人がいるとは。
セラフ「なにかあったらサポートをと思いまして」
クレル「少年君はキッスは好きっす?」
少年「クレル先輩うるせぇ!」
ききき、キス。ダメですバグが増えていきます。
回路が暴走して体に熱が
Byaaaaaa///
R「き、キスして、くれるんですか?」
少年「R−10さんもなにを!?」
セラフ「天使の祝福あれ」
クレル「こりゃめでたいですねー」
視界をシャットして顔を少年さんに向けます。ドキドキが止まりません。
少年「みられてる中でできるわけないでしょ!?」
クレル「セラフさん。どうやら私たちはお邪魔虫だそうですよ」
セラフ「うふふ。少年君は恋長けき人なのですね。でしたらわたくしたちのサポートは不必要なようで」
二人が消えていく感じがします。正真正銘屋上に二人きり。
R「少年、さん」
少年「あ、Rさん。………駄目ですよ」
拒まれました。
拒絶されてしまいました。
Iは駄目だったのでしょうか。
視界を開けるとそこには真面目な顔をした少年さんの姿。
少年「あくまで以来で恋人をしているんですから。そういうことは駄目だと思います」
そう、そうですか。
あくまで少年さんは。
ビキリ
まるでメイン回路が砕け散ったかのような痛み。
そしてエラー、エラー、エラー
エラーの濁流。
それはIの体を端から蹂躙していき。
Iは意識を失いました。
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