少年「俺のクラスは亜人だらけ」
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20:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 18:10:00.63 ID:GJ/1N4KX0
教室の広さはおおよそ生徒100人が満足に過ごせるほどの広さだった。黒板を中心に扇形に席が広がっている。

この規模のクラスが何十もあるのだからこの学園がどれだけ大きいのかを知れる。

バジロウ「まだ座席は決まってないみたいだな。適当に座っとくか」

ノヘジ「ふむふむ」

少年「なにやってるんだ?」

ノヘジは真剣な表情(をしていると思う)であたりを見回してメモをとっていた。

ノヘジ「素晴らしい女の子がいないかチェックしている。大切なことだろう」

少年「あぁそうか…」

会って一時間もたってないがこのノヘジという男の人となりが分かった気がする。

ノヘジ「例えば………あの女子なんかレベルが高いな」

指をさした先に居たのは巫女服を纏った女性。見える右手は包帯に巻かれているが怪我をしているのだろうか。

つややかな頭には二本の立派な角があるがなんの亜人だろうか。牛?

ノヘジ「向こうの子もレベルが高い」

次のノヘジが指をさした先にいたのはケンタウロスの女の子だった。ショートカットで活発そうな印象を受ける。

馬の部分は鹿毛でつややかに光っている。じっと見ているとこっちに気付いたらしく顔を赤く染めて顔を背けた。

ノヘジ「………くっ」

少年「どうした」

なぜかノヘジが悔しがっていた。


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