166:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/11/19(月) 16:30:10.15 ID:NCWYoFgi0
そして当日。私服を持っていないので学生服で外にでるとユキムラに相変わらずの対応をされる。仕事を手伝わないとぼやかれても風紀委員の仕事があるのだから仕方ない。
まぁ、これでも撃たれない分マシな対応だ。孤児院に行く前に流血沙汰は避けたい。
誠心誠意誤ってこの場を潜り抜ける。口八丁で適当並べたので何を言ったのか忘れたがユキムラはじと目で小さくため息をつきながら許してくれた。小声で何か言ってたように思えたが何を言ったのかは聞き取れなかった。
外にでると天気は晴れ。遊びまわるにはちょうどいい天気。
気温もそれほど暑くなく過ごしやすいと言える絶好の日和だ。
しかし迎えとは誰なんだろうか。家を知っていると言えばカルラさんだが………
「うわっ、家大きい! さてはお前金持ちだな☆」
聞きなれた声がした。
見上げるとやはりオルレアン。この位置からだとスパッツがしっかりと見えるが言わないほうがいいのだろう。オルレアンの蹴りは普通に痛い。
というか飛ぶのだからズボンを穿けばいいのに。
オル「おっすおっす☆」
少年「なんでオルレアンが?」
オル「だって今日私の家に来るんでしょ? 迎えに来てやったぞ☆」
少年「へ? いや、そんな予定は」
オル「来るんでしょ、孤児院。私の家なんだ☆」
………へ?
オル「秘密だよ?」
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