124:亜人好き ◆HQmKQahCZs[sage saga]
2018/11/12(月) 16:26:42.86 ID:NX/rimYL0
「す、すいませんでしたぁぁぁ」
アータル「素直にだしゃいいんだよ。次持ってきたらただじゃおかねぇからな あん?」
「わかりましたぁぁぁ」
アータル「よし、行ってよし」
「ひぃぃぃぃっ」
アータル「ったく、なんでは俺はこんな使命感に燃えた理想の教師なんだろうな」
………なにいってんだ?
アータル「で、お前はなんでここにいるんだ?」
男「ちょっと人探しを………!」
これでも教師だ。俺よりずっと学園について詳しいはずで。
だからもしかしたら不良がいそうな場所を知ってるんじゃないか?
男「あの、ちょっと聞きたいんですけど、不良達がいそうなところって知ってますか?」
アータル「あ? 俺の前で非行は許さねぇぞ?」
男「違いますって、ちょっと用事がありまして」
アータル「あぁん!?」ズイッ
男「人探しですから! そんなに顔を近づけないでくださいよっ」
アータル「人探しねぇ………不良なんてこの学園にマカロニみたいにいるが」
アータル「集まるっつったら番長連か。まってろ地図書いてやるから」
男「あ、ありがとうございます」
………番長連ってなんだ?
アータル「ほらよっ」
そう言って手渡してきた地図は短い時間に書いただけあって簡素で粗雑。
つまりとても分かりにくい地図だった。
アータル「なんだかよくわかんねぇけど頑張れよ」
そう言って去っていく担任アータル。その背中を見て俺は
男「………わかんねぇよ。これ」
深い溜息をついた。
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