平沢進「東京のヒラサワです」翠星石「まきますか?まきませんか?」平沢進「違います」
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397:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 21:58:38.31 ID:qz0Tyjmc0
ジュン「……」

平沢進「はいここまで。近辺に著作権管理団体のレーダー探知機が無くて何より」

翠星石「…またヘンな曲ですね。まあ?この知的な翠星石には言いたいことは何もかもすんごく分かりましたけど?」
以下略 AAS



398:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 21:59:33.59 ID:qz0Tyjmc0
ジュン「……」

真紅「……ジュン」

翠星石「…?」
以下略 AAS



399:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 22:01:46.50 ID:qz0Tyjmc0
雛苺「えっと…翠星石、ちょっとしーなの!しー!」

翠星石「は、はぁ?なんで黙らなきゃ…むごっ!」

ジュン「………この曲、最後が『OUT』で終わるんですね」
以下略 AAS



400:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 22:04:08.68 ID:qz0Tyjmc0
ジュン「もし僕にしか見えない部屋があって、鍵を失くしたドアがついていて…そこから、どうやったら外に出られると思いますか?…いや、部屋なんて無いんだと信じられるようにはどうしたら…?」

平沢進「簡単。大声でそこの者に助けを求めるとよろしい。一人にしか見えぬ扉ならば、幾重もの南京錠が付いていようがいまいが、他の者は鍵を開ける必要すらなく。空気を切り分けるようにして侵入を受け、手を借り外に出るだけで良い」

平沢進「扉をすり抜け、振り返ればそこには無色の大気の端くれがあるだけでしょう。部屋が無いと意固地に思い込もうとするのでなく、無という事実を知ってしまえばその問は解決する」
以下略 AAS



401:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 22:04:47.10 ID:qz0Tyjmc0
平沢進「千年が傍らに居るのだから、そちらに聞けば。今のはほんの一例なので。私は三日娘の相手で忙しいのでこれ以上はコメントを控えさせていただく」

ジュン「……あ、真紅…」

真紅「………平沢」
以下略 AAS



402:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 22:05:17.48 ID:qz0Tyjmc0
翠星石「ちょ、待つですヒラサワ!!何が三日ですか!翠星石は真紅より長生きですぅ!もっと色んなものを見てきたんですよ!」

平沢進「はあ、そう。では老いた人形さん、お足元にお気をつけてお玄関にお降りください」

翠星石「年寄り扱いしろって事じゃねーです!むき〜っ!……じゃあまたですよ!!さいならですぅ!」
以下略 AAS



403:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 22:06:12.91 ID:qz0Tyjmc0
のり「………行っちゃった。突風みたいな人たちだったね…」

トモエ「ええ。…変な人でしたけど、悪い人じゃなくて良かったですね」

雛苺「顔はコワいけどゆーまじゃなくてよかったの!翠星石も楽しそうだったし!」
以下略 AAS



404:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 22:06:47.89 ID:qz0Tyjmc0
雛苺「えー、申し訳なくなんかないの〜!ご飯は、みんなで食べるととっても美味しくてたのしーのよ!ねえねえ、トモエも一緒に食べようよー!」

トモエ「えっと…」

真紅「…気になるなら、のりの料理のお手伝いをしてあげなさい。そうすれば、気負う必要も無くなるのだわ」
以下略 AAS



405:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 22:07:13.49 ID:qz0Tyjmc0
トモエ「ふふっ…じゃあ、一緒に頑張ろう。ジュンくん、勉強会はまた今度で」タッタッ…

ジュン「あ…うん」

のり「あらあら〜!ヒナちゃんまでありがとね!今日は腕によりを掛けて頑張っちゃうわよ〜!」
以下略 AAS



406:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 22:08:45.19 ID:qz0Tyjmc0
真紅「…みんな元気ね。さて、ジュン」

ジュン「ああ。……面白い人…と曲だったな」

真紅「ええ。部屋なんて無いという題名なのに、出たり入ったりを繰り返しているというのがヒトの逡巡を表しているようで面白いのだわ。(NO ROOM)という掛け声は、たぶんそうして迷い続ける人に呼びかけているのね。…たぶん、だけれど」
以下略 AAS



407:名無しNIPPER
2018/04/21(土) 22:11:22.80 ID:qz0Tyjmc0
真紅「金糸雀に訊いてみれば…彼女もあんな風に見えて、音楽という人に寄り添う力について造詣が深いはずなのだし。今度会ったら、一度詳しく話をしてみようかしら」

ジュン「ふぅん。…真紅が正直に知らないから教えてって言えるかどうかだな」

真紅「…こほん。私はいつだって正直なのだわ。何に対してもね」
以下略 AAS



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