平沢進「東京のヒラサワです」翠星石「まきますか?まきませんか?」平沢進「違います」
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344:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:21:49.01 ID:xnF9D8l60
平沢進「あれほど真に迫っていたというのに?ヒラサワはあの語り口に恐慌をきたし、連夜悪夢に血を啜る人形が現れたが」

翠星石「は、はぁ!?ウソつくなですぅ!顔をピクリとも動かさなかったクセにぃ!そういうデタラメ連発するのはやめるです!翠星石が悪いヤツみてーに思われるじゃないですか!」

平沢進「表情を動かさずとも心が動いていないとは限らないのが人間の分かりづらさ。まあ、心より先に口がダムの水流の如く回る人形には分からないかもしれないが」
以下略 AAS



345:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:22:36.38 ID:xnF9D8l60
真紅「……こほん。私たちが置いてけぼりにされてるのだけれど」

翠星石「…あ」

平沢進「まったく、これだから」
以下略 AAS



346:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:23:40.54 ID:xnF9D8l60
雛苺「む〜っ!ヒナはチビじゃないもん!ビッグだもん!」

翠星石「そういうところがチビなんですよ!ほら、もう一人のチビもそこになおれです!」

ジュン「…は?もしかして僕のことか?」
以下略 AAS



347:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:24:52.89 ID:xnF9D8l60
翠星石「むぅ〜っ!この翠星石が話しかけてるのに余所見するなんて無礼な…」

真紅「……」ジー

翠星石「…こほん。ま、まあいいです。んじゃヒラサワ、ちょっと頭借りるですよ」ピョン
以下略 AAS



348:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:26:36.96 ID:xnF9D8l60
平沢進「やかましい。頭蓋に高周波が無駄に響く。私の頭は英国のスピーカーズ・コーナーではないし、無償で演説場所を提供するほど私は親切ではない。だから、とっとと降りなさい」

翠星石「イヤですぅ!話するって言ったらするんですぅ!ほらほら、皆の衆、改めて注目ですぅ!!」パンパン!

真紅「…やっと話に入れそうね」
以下略 AAS



349:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:27:28.75 ID:xnF9D8l60
ジュン「は?…何がしたいんだよ?」

トモエ「…鞄にまた戻っちゃった」

のり「あら、かわいいわねぇ〜」
以下略 AAS



350:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:28:02.32 ID:xnF9D8l60
翠星石「………ホントです」

平沢進「はあ。流石に人形劇の端役だけあって演技がお達者で」

真紅「……本当よ。その子は昔から人見知りな子だったの」
以下略 AAS



351:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:29:04.99 ID:xnF9D8l60
ジュン「人見知りなのは仕方ないとして、とにかく話してもらわないと困るぞ。こっちはムリヤリ家に押し入られたうえに実害も出てるんだからな」

のり「あ!ご、ごめんね、腕を当てちゃって…」

ジュン「い、いや、そんなに気にしてないけどさ…」
以下略 AAS



352:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:29:59.23 ID:xnF9D8l60
ジュン「う…」

翠星石「そーだそーだ、ですぅ!」

真紅「あなたもよ、翠星石」
以下略 AAS



353:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:34:40.52 ID:xnF9D8l60
トモエ「あ、雛苺。……よしよし」

のり「…えっと、まだいちご大福あるから、ヒナちゃんこっちで食べる?難しいお話があるみたいだし…ね?」

雛苺「…!!う、うにゅーまだあるのっ!?食べるのー!トモエ、台所に連れてってなのー!」タッタッタッ…
以下略 AAS



354:名無しNIPPER
2018/04/15(日) 22:37:46.51 ID:xnF9D8l60
真紅「…さて」スッ

平沢進「ん?」

真紅「改めて、自己紹介するのだわ。私は薔薇乙女第五ドール、真紅よ。姉がお世話になっているようで」
以下略 AAS



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