2: ◆rEvr4ZSeHI[saga]
2018/03/08(木) 22:01:30.75 ID:wdfOl4c10
お嬢様「一度話したとは思いますが、先月新しい事業として船を利用する事に決まりまして」
お嬢様「それで数週間前から客船の設計を始めたのですが…」
経営者「全然作業が進まない上に設備も整ってない、と」
お嬢様「ええ。そこで経営者さんに直接手を入れてもらいたいのです」
お嬢様「正式オープンは二ヶ月後」
お嬢様「それまでに素晴らしい客船を完成させてください」
お嬢様「そしてだらけきっている従業員の気合を少しでも入れるため…」
お嬢様「従業員のご家族の方やわたくしが選んだ方々をお客様として招待するつもりです」
お嬢様「それに伴い、貴方には設計、教育、経営を並行して進めていただきます」
お嬢様「航海中に機材や教材など足りないものがありましたら、同乗するわたくしの部下に頼んでください」
お嬢様「…よろしいですか?」
経営者「もちろん構わないよ」
経営者「どうせ拒否したって他の奴が仕事するだけだろ?」
経営者「それに商業施設の発展にはお客様の声が必要不可欠だしね」
経営者「そもそもそういう並行作業は何回もやってるんだ。今更重荷にはならないよ」
お嬢様「頼もしい限りですわね」
お嬢様「折角ですからもう少しお話を、と思いましたが…他の仕事がありますのでここで失礼いたします」
お嬢様「それではご機嫌よう。期待していますね、経営者さん」
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