機獣幻想記-SS速報VIP

機獣幻想記

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6: ◆f4r6vzewVk[saga]
2018/03/08(木) 20:48:22.81 ID:Egrren0C0
1日目
夕方頃

リザードマン討伐隊キャンプ地

7: ◆f4r6vzewVk[saga]
2018/03/08(木) 20:58:10.13 ID:Egrren0C0
兵士長「てな事が、昔この世界であった訳だ」

男「へぇー、そんな日本人がいたんですねー」

兵士長「それから、ニホンからやって来た人間が街に来ると縁起がいいって言う話が伝わってな。大体異世界から来る人間の30人に1人くらいが日本人だって話だ」

以下略 AAS

8: ◆f4r6vzewVk[saga]
2018/03/08(木) 21:07:02.38 ID:Egrren0C0
兵士長「あぁ。この世界では自身のあらゆる技術や能力をスキルという形で現しているんだ。
スキルは神からいただいた、その者の名前に宿るというから、異世界人はこの世界のスキルを得る為に元の名を一度消されるのだろう。
お前も今はわからないだけで、元の世界の能力がスキルとして現れているハズだ。言葉が通じているのもそのお陰だろう」

以下略 AAS

9: ◆f4r6vzewVk[saga]
2018/03/08(木) 21:11:12.81 ID:Egrren0C0
男「なるほど。要はその人間の才能の可視化みたいなもんか。便利だなー。
……ん？組み合わせ？モンスターの素材？魔道具！？」

兵士長「まぁその辺は実際に試す時に覚えればいい」

以下略 AAS

10: ◆f4r6vzewVk[saga]
2018/03/08(木) 21:26:21.94 ID:Egrren0C0
男「なんかこう……魔法みたいなモノは使えるんですか？」

兵士長「ハッハッハ！！異世界人は皆、スキルの事を聞くとそう言うらしいな！！」

やはり皆、気になるのはそこのようだ。

以下略 AAS

11: ◆f4r6vzewVk[saga]
2018/03/08(木) 21:30:10.04 ID:Egrren0C0
そう言いながら、俺と兵士長はテントから出て、外に設置してある丸太人形のようなモノの側に移動した。
ここは簡易的な訓練場のようだ。

兵士長「俺はこのロングソードが主な武器でな。コイツを使い続ける事で片手剣スキルのレベルが上がっていったんだが、ファイアを覚えたらそれと組み合わされてこんな技が使えるようになった」スッ……

以下略 AAS

12: ◆f4r6vzewVk[saga]
2018/03/08(木) 21:32:57.38 ID:Egrren0C0
兵士長「スマンスマン。とまぁ、これが俺の覚えた剣技スキル『発火斬』ってヤツだ。斬り口から発火するんだ」

燃え出した丸太人形は、瞬く間に全体に燃え広がっていき、1～2分も経つ頃には完全に炭になっていた。
かなりの火力である。

以下略 AAS

13: ◆f4r6vzewVk[saga]
2018/03/08(木) 21:34:12.72 ID:Egrren0C0
男「ちなみに今の技使うのに、魔力とかMP的なモノは使うんですか？」

兵士長「MP？なんだそりゃ」

とりあえず元の世界のゲームなどを元に、技や魔法の発動と引き換えに消費するモノ、という事を話してみる。

以下略 AAS

14: ◆f4r6vzewVk[saga]
2018/03/08(木) 21:35:22.87 ID:Egrren0C0
兵士長「ま、スキルについての簡単な説明はこんなとこだ。明日の朝には討伐隊が戻って、共に俺らの街に帰れるだろう。
一度街で領主に会い、それから教会で名前をつけてもらうといい。特に問題無ければ補助金が出るし、仕事や勉学先を紹介してもらえる」

男「やけに異世界人に対して充実してますね」

以下略 AAS

15: ◆f4r6vzewVk[saga]
2018/03/08(木) 21:51:40.79 ID:Egrren0C0
夕暮れ
キャンプ地から北へ3km
リザードマンの巣窟

以下略 AAS

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