ジャパニーズアベンジャーズ 特撮クロスオーバースピリッツ
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65:魔界岸 ◆WzpMn05TJA
2018/03/17(土) 00:32:17.13 ID:CElREEq8O
だがまだ脅威は去ってはいなかったのだ。

RXもBFカブトも背後から忍びよるカショッ……カショッ…と言う不気味な金属音に反応し、すぐさま振り向くが不意に放たれた拳大のエネルギー弾を避けきれない。まともにRXとBFカブトの胴体に直撃すると火花が弾け、エネルギー弾の威力に二人は地面に膝をついてしまう。RXとBFカブトの二人は二次攻撃に備え、体勢を立て直すとファイティングポーズを取る。

 

「シャドームーン!? やはりお前が絡んでいたのか!? だが何故だ!? お前は確かにあの時!……」

 

あの特徴的に聞き覚えのあるRXは薄々感じてはいたが、やはり驚きを隠すことはできなかった。

二本の触覚、緑色の複眼に銀色のボディが輝いている……目の前にいるのは間違いなく宿敵シャドームーンだ。

しかしシャドームーンはRXと戦い、最後は力尽きたはず……。

 

「俺は闇の意思により地獄から蘇った……そして戦いを離れ、腑抜けた貴様に人間の恐怖から作り出した怪人を使って戦うことを思い出させてやったのだ」

 

「ヤロォ……ふざけやがって!」

 

「待つんだ甲平君!!」

 

BFカブトはカブトランサーを持つとシャドームーンに向かっていく。

しかし怒りに身を任せて、カブトランサーを振り回しているが一向に当たる気配がない。

怪人を裏で操っていたのはシャドームーン……つまり間接的に友人を奪った仇ということ。

気持ちは分からないでもないがさすがに大振りになりすぎている……あれでは勝てるはずがない。

シャドームーンはただ単純に強いの一言だけでは片付けられないことを何度も戦ったRXが一番知っている。

シャドームーンは戦う相手の心の隙を見逃さない老獪さも持ち併せているのだ……おそらくBFカブトがどういう状況に置かれているかくらいリサーチ済みだろう。


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