15: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2018/03/07(水) 12:44:37.86 ID:BzXsqpCd0
毎日ご主人様のことを見てるよ。でも、バレちゃだめだから、石ころとかに変身してこっそり見てる。
ご主人様はどんなことをしたら喜ぶのか、怒るのか、悲しむのか。ちゃんと知らないと。
練習もちゃんとしてる。ご主人様とお話するための練習。
16: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2018/03/07(水) 12:45:29.91 ID:BzXsqpCd0
ご主人様が新しい女の子と仲良くなっている。ご主人様は喜んでいる。
ご主人様は、女の子と一緒にいると喜ぶ。
ムム「む・・・・・・む・・・・・・」
17: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2018/03/07(水) 12:46:13.23 ID:BzXsqpCd0
言葉の練習の師匠ができた。いっぱいいっぱい教えてくれる。変身も上手だ。
師匠「あ」
ムム「むぁ」
18: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2018/03/07(水) 12:46:44.11 ID:BzXsqpCd0
結構話せるようになってきた。前よりずっとずっと。
師匠「わたしはムムです」
ムム「わ、わたしは、むむ、です」
19: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2018/03/07(水) 12:47:11.72 ID:BzXsqpCd0
師匠が人間に話しかけてみるようにって言ってた。でも、まだ不安。そう言ったら、師匠がお手本を見せてくれるって言ってた。
師匠「こうやって、人間に変身したら、もう人間の言葉しか話しちゃダメ」
ムム「む・・・・・・はい、わかりました」
20: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2018/03/07(水) 12:48:01.27 ID:BzXsqpCd0
師匠「ねえ、そこのお兄ちゃん」
男「・・・ん?どうしたの、君。迷子?」
師匠「ううん。ちょっと聞きたいことがあるの」
21: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2018/03/07(水) 12:48:49.23 ID:BzXsqpCd0
ムム「むむっ!むむむっ!むむむーっ!」
師匠「ムムちゃん、言葉」
ムム「え、えっと、あの人、僕の、ご主人様、です」
22: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2018/03/07(水) 12:50:09.47 ID:BzXsqpCd0
師匠は時々スパルタだ。だけど、これをやらないと僕はちゃんとできないんだと思う。がんばる。
ムム「あ、あのっ!」
少女「はい、なんですか?」
23: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2018/03/07(水) 12:52:53.01 ID:BzXsqpCd0
師匠に、なんで胸がチクチクするのか聞いてみた。師匠はわからないって。師匠でもわからないことがあるんだ。
ムム「むむ・・・・・・」
師匠「ミュウ?」
24: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2018/03/07(水) 12:53:34.50 ID:BzXsqpCd0
師匠が知り合いの子を紹介してくれた。もしかしたら、なにかわかるかもしれないって。
ムム「むむ・・・・・・」
知り合い「きゃううん」
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