【ごちうさ 】絶望の甘兎庵
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5: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2018/03/05(月) 23:15:12.68 ID:/N6ngAzG0
千夜「………」

あんこ&あんこ似のうさぎたち「Zzzz」

 俺は千夜の意識や記憶を覗き見れないか試みることにした。

 しばし意識を集中させる。

千夜「なるほど」

 断片的ではあるが必要な情報を得ることは出来た。

 どうやらこのあんこ似のうさぎたちはあんことティッピーの仔供たちらしい。

 さらに面白いこともわかった。
 
 まず祖母は他界してしまったらしく、今は彼女一人でこの店を切り盛っているらしいこと。

 ラビットハウスの娘(チノ)とはこの一件が原因で完全に仲違いをしてしまったこと。

 親友のココアとシャロは大学進学でこの町を離れてしまい、今の彼女は完全に孤立していること。

千夜「くっくっく」

 俺はとても愉快な気分になった。

 どうやら虐待の神は俺の味方らしい。

千夜「……実に愉しめそうだ」

 俺は安らかな寝息を立てるあんこを少女の姿で見下しながら、にやりと笑いながら呟くのであった。


―プロローグ 終―


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