花丸「──最後の誕生日。」
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19: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2018/03/04(日) 00:00:23.03 ID:2YZQLWcb0


    *    *    *





部室のドアを開け放つとそこには7つの人影。


鞠莉「Oh...? もう終わりなのデースか?」

善子「魂の楔で繋がれた二人にこれ以上の言葉は不要だと言うことね……」

梨子「……相変わらず普通の言葉で喋れないのね」

曜「最後まで善子ちゃんらしくていいけどね」

果南「要は仲良しの二人にこれ以上の言葉はいらないってことでしょ? いいことじゃん」

ダイヤ「ええ……その通りだと思いますわ」

千歌「えっへへ、それじゃ花丸ちゃん」


ルビィちゃんにポンと背中を押されて、部室の中に押し込まれる。


ルビィ「えへへ、ルビィなりの仕返しだよ?」


8人「「「「誕生日!! おめでとーう!!!」」」」

花丸「うん、皆! ありがとう!」


3月4日──オラ、国木田花丸の誕生日──数多ある誕生日のお話がまたここに一つ生まれました。

人はこうして、この大事な日の物語を重ね続けて、生きていくんだとマルは思います。

それは、良い話だったり、悪い話だったり、取り留めのない話だったり、本当にありとあらゆる物語があるんだろうけど、そこにきっと貴賎はなくて、だから物語は愛おしいと言うことをこれからも感じ続けていければいいな。

……さて、Aqoursというグループの中で最後の誕生日の物語をここに綴って……一つのお話の区切りとしたいと思います。御清覧、ありがとうございました。




<終>


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