14: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2018/03/03(土) 23:49:45.50 ID:P/7cf6ip0
曜ちゃんは少し目を瞑って考えてから、
曜「……今は、Aqoursはやっぱりこの9人だなって思うかな」
花丸「そっか、よかった……実はおじゃまむしだと思われてたら、マルはただの本の虫に戻るところだったずら」
曜「あはは、本の虫かぁ……確かに花丸ちゃん、最初は運動苦手だったもんね」
花丸「今ではダンスもバッチリ……だといいな」
曜「あはは、バッチリだよ。私が保証する」
花丸「曜ちゃんのお墨付きをもらえたずらー」
曜「あのとき、ここで……始めてみて、よかったね。花丸ちゃん。」
あのとき──ルビィちゃんがマルと一緒にスクールアイドルをやりたいと言ってくれたあのとき
花丸「うん……本当にそう思うずら」
苦手と割り切って、諦めなくてよかった──
──コンコン
そのとき図書室の引き戸が突然ノックされた。
曜「うぇ!? なんかもう次が来た……」
花丸「ふふ……噂をすれば影、かもよ?」
曜「下校時間が近いから巻き進行になったのかなぁ……」
花丸「じゃあまた、今度話そ? 曜ちゃんとは新学期からも同じ学校だろうし……」
曜「……そうだね」
そう、曜ちゃんとはまだ一緒に学生生活を送れる。
曜「じゃあ、またね。花丸ちゃん」
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