467: ◆sh9LE6ZD.AZt[saga]
2018/07/11(水) 19:47:19.10 ID:d5jOFzsb0
「要らぬ知恵など付けず、貴公等は今まで通り儂の傀儡であれば良いのだ」
「………」
「それに約束など、どうとでもなる」
「実力行使ですか」
「どう取るかは貴公次第だ」
「ならば、最後まで抵抗いたします」
「……その言葉、後悔する事になるぞ?」
「後の世で、私が正しいと証する者がいつか現れるでしょう」
「物の通りが解らぬ若者よ。そのような奴は絶対に現れぬ」
こうして会食は、最悪の空気で終了した。
メッサーラが父に何をしていたのかは解らない。
良からぬ事に加担させられていたのか、それ以上に酷い事か。
……これから戦う事になる相手だ。
この方がいっそ清々しいと言えるかもしれない。
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