360: ◆sh9LE6ZD.AZt[saga]
2018/05/24(木) 22:33:58.29 ID:OE4MqNM/0
――
――――――――――
―――――――――――――――――――――
周囲はとても暗い。
灰がかった雲から雨が絶え間なく降り注いでいる。
君は自分と横の誰かが地面に倒れ伏している事に気が付く。
「これで終わりだな」
「ぁ……あ?」
「その傷ではもう碌に喋る事も出来ないだろう」
「貴方に恨みは無い。……がこれも仕事だ」
「逆らう事の出来ない私をどうか許してくれ」
「――ッ!」
剣が肉に食い込む感触。
僕の意識はそこでぷつりと途切れた。
506Res/278.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20