35:ゆっくり再開 ◆sh9LE6ZD.AZt[saga]
2018/03/07(水) 23:27:29.15 ID:ekvta0Ne0
2+6=8
「食糧難はどうやって防ぐべきか、不作だった年はどのように対処していたのか」
「ふぅむ」
「………」 (どんな答えが返って来るやら……)
「そうですわね……【対価】を払う代わりに、食料を【余所から融通】して貰っていました」
「なるほど、【近隣の領地や商人から】買い付けたりでしょうか?」
「そう、大体その通りですわ」
「………」 (思ったよりも普通だ。【もっと変わったやり方】があるのかと思っていたが……)
「参考になったかしら?」ドヤァ
『私の話は役に立つ内容でしょう?』 と言わんばかりのキメ顔でこちらを見ている。
肩透かしを食らった気分だったが、彼女の顔を見た事でそれも吹っ飛んだ。
……彼女を見ていると、なんだか毎日退屈はしそうに無いなと僕は思った。
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