20: ◆sh9LE6ZD.AZt[saga]
2018/03/05(月) 21:49:46.05 ID:8S2uPOAa0
「名前でお願いします」
「……ティオニクス?」
「少しばかり砕けすぎなのでもう少し――」
「では【ティオニクス様】とお呼びします」
「ええ、そうして下さい」
「あまりしっくり来ないのですけれど」
「………」 (妙な呼び方をされて困るのは僕だからな……)
商談が終った君達は屋敷へと帰る。
道中、彼女にいくつか話を振って反応を確認してみた。
ドミニクは貴族が理由なのか、少々やり難そうだったのが印象に残っている。
彼女を受け入れた事で領地はどのように変化するだろう?
……今の君には解らない。
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