114: ◆sh9LE6ZD.AZt[saga]
2018/03/20(火) 00:01:57.06 ID:U9WHqk/t0
C―「喉が――」 ルチア「どうぞどうぞどうぞ」ススッ ティオニクス「……いや、やっぱりいいや」
「何を遠慮する必要がありますか」
「な、なんだルチア」
「さぁ、さぁさぁどうぞ」ズズィ
「そうまでして僕に飲めと言うのか?」
「要りませんか?」
「ええい、そんな顔をするな!」
「要らないんですね……」シュン
「あー! もう一杯飲もうかな!」
「ふふっ。仕方がありませんね」
「やれやれ」
「ちょっと待っていて下さい。代わりを持ってきますので」
「解った」
「………」ニィ
君は押しに負けて『もう一杯!』と言ってしまった。
女従者の表情に気付かないまま……。
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