【安価】これから日記を書く 生存者サイド プレオープン【コンマ】
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135: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/03/12(月) 02:33:55.38 ID:KdYXJbPa0
「治療に対する正当な対価で、もらったものなんだけどね…。脱走した今となっちゃ、関係ないってかね」

「えと。とりあえず南の方は行かない方がいいですよ。門日、さんがそっち行くだろうって待ち伏せするって言ってました」

その情報に、想像はしてたけど、はっきりわかるのはありがたいねと、貴方に門日は礼を言った。

あまり敵対されたくない貴方は、どういう経緯で話を聞いたかも、ちゃんと話すことにした。

「なるほどね。しかし、度胸があるんだね、お前さん」

「ははは…。久しぶりに、人と話しました。あ、私は【貴方】っていいます」

久しぶりの、ゾンビでもなく、敵対的な開いてでもない。普通の人との会話に、少し心が弾む。最も、危険ではないにしても、警戒しなければいけないのは変わらない。

「【貴方】さんね。どうだい、良ければこの都市を出るまででいい、手を組まないかい?」

この都市に長居する予定はなかった貴方には、ありがたい事だった。それに、西エリアの方面から、略奪者は来ていた事実。そちらの方に、彼等の拠点があると思っていい。

少し危険だが、南エリアから物資が集まり次第抜けようと考えていた貴方にとって、渡りに船だった。


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