【アイマス×モバマス】たくさんの、小さな幸せ
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3: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 10:32:38.28 ID:iOGE627x0

事務所のソファに腰かけて、スケジュール帳を開きます。
ライラさんの手よりも、もっと大きいスケジュール帳でございます。
これがびっしりと予定で埋まるようになるといいのでございますが。
今はまだ、何も書いていない所の方が多いですねー。

この手帳はプロデューサー殿が買ってくださいました。
自分でスケジュール管理が出来るようになる為と、もう一つ。
日本語を書く練習が出来るように、でございます。

ライラさんまだ日本語を書くのは得意ではございませんので。
大きな字になっても大丈夫なこの手帳は、とてもお気に入りでございます。

「うーん」

赤い丸で囲んだ日付とメモ書きを見て、思わずため息が出てしまいました。
どうしたらいいのでございましょうか。

「『さしよやさん』ってなんですか?」

「ほえ?」

ライラさんどうやら周りが見えていなかったようでございます。
気付くと、後ろからフゴフゴさんが覗き込んでおられました。

「さしよやさん……?」

ですが、何をおっしゃっているのかよく分かりません。
振り向いてお訊ねすると、フゴフゴさんはパチパチと瞬きをされています。
くりっとした丸い瞳が、とても素敵ですねー。



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