88:◇Persona[saga]
2018/04/01(日) 23:33:53.54 ID:kH0IT9iOO
>時計を見ると11時半過ぎ…
最原「少し早いけど、天海くんの所に行こう…」
-保健室-
コンコン、ガラガラ…
最原「失礼します…」
忌村「あら、いらっしゃい…」
最原「あの…天海くんは…」
>忌村さんは奥のベッドを指さした。
忌村「そこよ、今は罪木さんが検査してるわ…」
最原「ありがとうございます」
>奥のベッドへ足を進める。
最原「天海くん…大丈夫?入ってもいいかな?」
天海「いいっすよ」
>カーテンを引く。
>そこには元気そうな天海くんと座ったまま寝ている罪木さんがいた。
罪木「うゆぅ…うゆぅ…」
>随分と特徴的な寝息だ…
天海「昨日から付きっきりだったみたいっす」
最原「……。しょうがないね」
>二人で困ったような笑みを浮かべる。
>よかった、ちゃんと『天海くん』だ。
天海「最原くん、話したい事があるんすけど…」
ガラガラ!ガタン!
明智「最原くんはいる!?」
忌村「どうしたの…?騒がしいわね…」
明智「殺人事件です…この学園で!」
最原「本当に!?」
明智「そんな笑えない冗談は言わない…」
明智「役に立ちそうな【超高校級の才能】持ちを今、収集しているそうだ…」
最原「なら、僕と明智くんは適任だね…天海くんは…」
天海「俺もいくっす。体調はバッチリだし、足は引っ張らないっすよ」
明智「よし、早く行こう!」
最原「場所は?」
明智「屋上…本校舎の屋上だ!」
>こうして、僕たちは紛れも無い【非日常】へと足を踏み入れて行くのであった…
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