74:◇Persona[saga]
2018/03/26(月) 10:28:28.00 ID:pMG8fS1NO
『奴は愚鈍だ。動きをよく見れば喰らう事はないよ。』
最原「分かった…」
シャドウ天海「うるあぁぁぁぁぁ!!」
>大振りの一撃、回避は容易かった。
『さぁ、攻勢に出ようか。』
>相手を見据え、意識を集中させる…
カッ!
最原「【シャーロック】!【ブフ】だ!」
『それが正答さ。』
>【シャーロック】がステッキを掲げる。
>そして、奴に向かって突きつける。
シャドウ天海「なんのまね?こんなんじゃ…ッ」
>すると奴の体が足元から一気に凍りついて行く。
シャドウ天海「うわぁぁぁ!!いやだぁ!!」
最原「もう遅い!」
『これで解決…かな。』
>動けなくなったところに蹴りを見舞う。
>【シャーロック】と。
バキバキバキ………ガシャアァァァン!
>氷が砕けると同時に影は霧散した。
>残ったのは金色の目をした天海くん。
天海?「俺は無くしてしまったんす…」
最原「無くした…?」
天海?「この世で最も大事なものを…探したかっただけなんす…」
>そして、もう一人の天海くんはそう告げると消えた。
最原「大事なもの……か。うっ…」
>気が抜けると凄まじい倦怠感が僕を襲った。
明智「うぅっ…大丈夫かい、最原くん」
最原「なんとかね…明智くんこそ…」
>良かった…最悪な事にならなくて…
明智「とりあえず、ここから出よう…」
最原「そうだね…出てから色々と考えようか…」
>そうして、僕ら二人は天海くんを肩に担ぎ脱出した。
>この時僕らはまだ知らなかった…
>この出来事の裏で【絶望】が動き出していることを…
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