12: ◆0vdZGajKfqPb[sage saga]
2018/02/24(土) 01:08:58.36 ID:d89W1gDH0
「それで、今年は何がいいんだ? 誕生日プレゼント」
「うーん……」
ハンバーグが最初に浮かんだが、あまり俗物的なのも違う気もした。
「それじゃあ……約束して?」
「約束?」
みくは頷く。
「みくね、Pチャンとしたいこと、たっくさんあるの! だから、約束して? 来年もその先も、ずーっとみくと一緒にいてくれるって!」
みくは右手の小指を差し出す。
「もちろんだ」
プロデューサーも、小指をみくの小指に絡ませた。
次の記念日も、その次の記念日も。みくはきっと、彼に同じ約束をする。彼と一緒に生きていく。それはとても、素敵なことのように思えた。
「ウソついたら、お魚千匹だからね!」
「ま、この約束は破る気ないから安心してくれ」
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