1: ◆45SR4r0flud5[saga sage]
2018/02/20(火) 22:14:24.89 ID:hfA40OZjO
七海「由愛ちゃんずっと金平糖をみつめてるれすね」
由愛「え....?そう、ですか?」
美由紀「うん、ずっと眺めてるよ。あ、一個もらっていい?」
モバP「一個と言いつつ三つくらいまとめて取るのな」
美由紀「えへへ、美味しいからつい」
モバP「まぁ、美味いよな金平糖」ボリボリ
七海「そうれすねぇ、甘くっておいしいれす」コロコロ
美由紀「プロデューサーさん、噛んじゃうからすぐなくなっちゃうね」
モバP「飴とか長くなめてると飽きちゃうんだよな」
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2: ◆45SR4r0flud5[saga sage]
2018/02/20(火) 22:23:00.02 ID:hfA40OZjO
由愛「....」じー
モバP「んー、もう半分くらいか。早いな」
七海「れすねー、結構大きな瓶だったからもっとゆっくり減ってくと思ったれす」
3: ◆45SR4r0flud5[saga sage]
2018/02/20(火) 22:30:38.34 ID:hfA40OZjO
由愛「.....」からから
七海「由愛ちゃんすっかり夢中れすね」
美由紀「食べないの?美味しいよ!」
4: ◆45SR4r0flud5[saga sage]
2018/02/20(火) 23:02:29.06 ID:hfA40OZjO
幸子「フフーン、カワイイボクが戻りましたよ」
モバP「おう、おかえり」
七海「おかえりなさいれす」
5: ◆eopIycgp5oHo[saga sage]
2018/02/20(火) 23:24:00.28 ID:hfA40OZjO
モバP「って事があったんだよ」
芳乃「ほー、そうでしたかー」
モバP「芳乃は分かるか?由愛が金平糖に夢中な理由」
6: ◆45SR4r0flud5[saga sage]
2018/02/20(火) 23:40:05.70 ID:hfA40OZjO
由愛「......」からから
モバP「またさらに減ったな」
由愛「あ、プロデューサーさん...。あの....はい....いろんな子が少しずつ....」
7: ◆45SR4r0flud5[saga sage]
2018/02/20(火) 23:54:26.10 ID:hfA40OZjO
モバP「.....ん、甘ぇ」バリバリ
由愛「はい...甘くって....でも優しいです.....」
モバP「優しいか....」
8: ◆45SR4r0flud5[saga sage]
2018/02/21(水) 00:06:09.19 ID:Vf8MNrMWO
由愛「最初は綺麗だなって....ずっとみてました..。だけど...それだけじゃなくって.....。たくさん色があって...その色が少しずつ変わっていくんです....。減ったり増えたり....中身はずっと減っていくんですけど...やっぱりさっきとは違ってて....」
由愛「中身が減ってからビンを動かすとまたちょっと違った感じで....きっとこれはこういう絵で....少し経つとまた違う絵になって....いろんな色と色が混ざり合って表情を変えていくんです....まるで....」
由愛「まるで...わたし達みたい......」
9: ◆45SR4r0flud5[saga sage]
2018/02/21(水) 00:20:37.43 ID:Vf8MNrMWO
由愛「透明で目に見えないけれど...やっぱりちょっと違ってて....だけど....だけど...中身がなくなった時、この子は誰かに見てもらえるのかな....って.....」
モバP「それで寂しい、か」
由愛「....はい。可哀想...ではないんです...だけど.....」
10: ◆45SR4r0flud5[saga sage]
2018/02/21(水) 00:36:55.20 ID:Vf8MNrMWO
モバP「俺はこうする」ザラザラ
由愛「金平糖...」
モバP「中身がなくなったら足したらいい。それならビンはずっといっぱいになる。特別じゃなくても魔法は使えるんだよ...くそ、少し足りなかったな」
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