本当の英雄のお話
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52:王道大好き ◆v.O0B1pY4E[saga]
2018/02/20(火) 13:43:58.16 ID:SBD+59JNo

わたくしはもう1ヵ月、牢屋に閉じ込められています。
貴族の名門のわたくしが、1ヵ月臭い飯しか食べてませんわ。

「…エメラルドが居たら、エメラルドと抱き合う妄想で、臭いごはんもうまくなったのに…」

「いや、アンタ何言ってるんや!」

金髪ショートヘアーの、胸がかわいそうな女の子が突っ込む



「知らなかったんですの?妄想は義務です」

「いや、そんな義務ないし…」

冷静に返された、こいつ、やりますわね!
突っ込み力だけならエメラルドより上…



「あぁ、エメラルド、帰ってきてください
  妄想でしか会えないなんて悲しすぎますわ」

「もういいや、突っ込むのも疲れるわ。」

金髪の彼女は同じ牢屋のマシ・ドメンさん。
牢屋に居るのに知的な方で、突っ込みのプロです。



兵士がやって来た、兵士はエメラルドを持っていました
上半身はサラシだけの姿で、傷だらけです

「エメラルド!」

エメラルドは人形のように無表情だ
かつての明るかったおもかげは、ない…



「一時ここに閉じ込める、すぐにまた拷問を再開する」

「エメラルドに何をしましたの!」

わたくしは怒りを込めて叫びました
魔族バレしますが、こうなったら魔法で…

「何って決まってるだろう、拷問だよ
  町長様に逆らうとこうなるんだよ。」

兵士は下種い笑顔を浮かべた。

ぜったい魔法でころす!
わたくしが魔法を使おうとした、その時!


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