【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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332: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2020/05/16(土) 04:00:12.71 ID:+iCI4ZWo0

〜滝見家、懇意の宿

〜10畳の客室

春「ふぅ……今日は疲れた」ゴロン

京太郎「……こら、はしたない」

春「大丈夫、誰も見てない……」

京太郎「俺がいるだろ――にしても、なんとか一部屋だけでも空いててよかったな。こんな広い部屋なのは、ちょっと恐縮するけど」

春「うん、よかった……これも、日頃の行い」

京太郎「そうかもな。それじゃ、俺はロビーで寝かせてもらうから、春はここでゆっくり休んで――」

春「……待って」

京太郎「……まぁ、そう来るとは思ったけどな。でもだめだ、春……俺は小父さんに頼まれて来たんだ、その信頼を裏切るわけにはいかない」

春「……なんのこと?」

京太郎「だから、部屋には泊まれないって――」

春「うん、それはいい」

京太郎「………………ん?」

春「なに? もしかして……私と同じ部屋に、泊まりたかった?」ニヨニヨ

京太郎「……いや違うし? そんなこと言ってないし?」

春「でも勘違いはした」ニヤー

京太郎「ああああああああああああああ!」ゴロゴロゴロゴロ

春「京太郎かわいい」クスクス

京太郎「いや仕方ないだろ!? いつもの春なら、こう……なぁっ?」

春「うん、そう思う」ニヤニヤ

京太郎「いやああああああああああああ!」

春「まぁ落ち着いて――とりあえず休むにしても、お風呂をいただいてからにしたほうがいい」

京太郎「う、ぐ……まぁ、そうだな……俺もわりと、汗かいたし……」

春「で、お願いはそこから――そのあとでいいから、マッサージしてほしい」

京太郎「…………えっ」

春「マッサージ。京太郎は上手って聞いた……あと、人がいるところではしないほうがいいっていうのも。ここなら、平気」

京太郎「え、と……いや、まぁ……それは、そうなんだが――」

春「今日は疲れたから、ちゃんとほぐしておきたい……旅館のサービスでもいいけど、私は京太郎のほうが信頼できる。だめ?」

京太郎「だ……だめじゃ、ない……けど……」

春「じゃあ――お願いします」ペッコリン

京太郎「…………ああ、わかった。じゃあ、お風呂を上がったらここに戻ってくる。それから――マッサージしよう」

春「うん……ありがとう、京太郎」ニコッ


〜大浴場・男湯

京太郎(ふぅ……こんないい旅館で、春に……二人きりで、マッサージ……か)

京太郎「――俺も、覚悟を決めないとな」パシンッ

京太郎「……もうちょっとあったまってから、上がるとするか。女の子は長湯って聞くしな……」バシャバシャ


〜大浴場・女湯

春「……………………」ゴシゴシゴシゴシ

春「……………………」ゴシゴシゴシ……ザバー

春「……………………よし」グッ




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