【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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315: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2019/12/24(火) 21:21:49.90 ID:xHPNQq1S0

〜到着

〜某所神社

京太郎「なんか車内と駅と、道中で妙な視線を感じたような」

春「気のせい」

京太郎「そうかな……」

春「旅行で気持ちが昂ってるだけ」

京太郎「そうか……」

春「それより、ここが目的地」

京太郎「着いたか……ここも大きい神社だな」

 荘厳な石造りの鳥居から、奥へ続く長い石畳。
 それを覆うように広がる林は、不気味さよりも神聖さを感じさせる。
 見た人間に威圧と慈しみを与える、まさしく神の住まう社といった印象だ。

春「大丈夫?」

京太郎「まぁ、霧島で空気には慣れてるからな」

春「頼もしい。じゃあ、まずは拝殿でご挨拶。それから社務所に行く」

京太郎「了解」


〜社務所

春「霧島の遣いで参りました、滝見家当主名代の、滝見春です」

「まぁ、ご丁寧に……すっかりいいお嬢さんになられて」

春「恐れ入ります」ペッコリン

「それで、その――そちらの方は?」チラチラ

春「当家の居候です。京太郎、ご挨拶を」

京太郎「お初にお目にかかります。現在は滝見家に居候させてもらい、修行に励んでおります。須賀京太郎と申します」フカブカー

「――須賀? ということは、あの……」

春「彼は――当家の居候です。それ以外のことは、申し上げられません」

「……そうなの?」

京太郎「なにぶん、こちらの世界には疎いものですから……不調法がございましたら、ひらにご容赦を」

「そうですか……いえ、わかりました」

京太郎(ふぅ……)

「本家ではなく、滝見に居候してるということは……ねぇ? あらあら、春ちゃんもそんな年に……おばさんも年取るわけだわぁ」

京太郎「……なんか誤解されてない?」

春「されてない」キリッ

「あらあら、でもでもそうすると、姫様を袖にしたということに……あなたすっごいわねぇ、大物になるわよ」

春「もちろんです」キリッ

京太郎「やっぱり誤解されてるよね!?」




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