【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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289: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2019/07/05(金) 13:01:52.32 ID:0kuyUivE0

〜二年目9月四週月曜

〜部活中


京太郎「なんだかんだで、あと一週間だな……」

春「帰らないで」

小蒔「そうです!」

京太郎「……こればかりは逆らえないんだよ」

湧「仕方ありませんよ。あと一週間もいてくださると考えて、練習に励みましょう」

明星「湧は前向きだなぁ」

初美「でも湧の言う通りですよー」

霞「そうね。幸い、京太郎くんの健康にも問題はなかったようだし、いつもと同じように頑張りましょう」

巴「そうですね、あまり思い詰めても調子が狂いますし」

春・小蒔・湧・明星・初美・霞・京太郎『……………………』

巴「な、なにかな?」

小蒔「巴ちゃん!? どうしているんですかっ?」

巴「えっ? えっと……ほら、大学はまだ夏休みですから。久々に里帰りでもと……お盆に帰りそびれたわけですし」

初美「まぁ、私たちもみんな、東京でしたからねー」

霞「……本当にそれだけかしら?」ジー

巴「や、やだなぁ、本当ですよ……強いて言うなら、あれですかねー? ほら、前の騒ぎがありましたから……」

春「……一週間も経って?」

巴「う……その、あの……わ、私も予定があったので、やむを得ず……」

明星「怪しい……」

湧「そういえば……昨夜の話なんですけど、父が狩宿のご当主と夜遅くまで電話していましたが、それと関係がおありですか?」

巴「――――――ないよ?」

霞「間! いまの間はなにかしら?」

巴「いや、本当になんでもないんですって!」

京太郎「ま、まぁいいじゃないですか。仮になにかあったとしても、言いたくないってことですし、無理に聞きださなくても……」

小蒔「つまり――京くんは、知ってるんですね?」ジッ

京太郎「え」ビクッ

初美「ほほう……そういえばですねー、うちの父様も昨夜はあれですよ、石戸の家で遅くまで飲んでたみたいなんですよー」

巴「う、うちとは関係ないんじゃないかなー」

霞「……時々、狩宿がどうこうって聞こえていたのだけれど?」

巴「ち、父がなにか、ご無礼を働いたんでしょうかね……娘として謝罪いたします」

春「ダウト。巴さんはそんな、お父さんの代わりに謝るようなことはしない」

巴「いや、するよ!?」

京太郎「そ、それよりあれですよ、練習しましょう! ほら、もう一週間しかいられないわけですし――」

春「京太郎、正直に教えてほしい」

小蒔「そうです! 巴ちゃんがそうまでして隠すだなんて、心配になってきました!」

霞「私たちの親が絡んでいるとなると、家のこと……引いては霧島のことかもしれないわ。巴ちゃんだけが抱えておくには、あまりに大きいことよね」

初美「ほれほれ、そういうわけですからねー、観念するですよー」



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