【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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190: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2018/12/22(土) 05:22:18.32 ID:X/AxWEVq0

〜居間にて

京太郎「……たとえお父さんに頼まれたんだとしても、嘘はよくないぞ」

春「うん……ごめんなさい。反省してます」

滝見父「本当に、申し訳ない」

京太郎「まぁ――いきなり男が居候してくるとなれば、心配される気持ちもわかります。でもそれなら、断ってくださっても……」

滝見母「あらあら。そんなことしたら、私たち一生、春に恨まれてしまうもの……ねぇ?」

春「末代まで祟る」

京太郎「それ自分の子孫だからな!? なんなら自分も入ってるから!」

滝見父「ははは、まぁまぁ。そんなわけで、居候自体は構わんのだ。息子ができるようなものと思えば、これがなかなか楽しみでな」

京太郎「それは言いすぎかと思いますけど……」

春「お父さんは格闘技か武道をする相手が家にいればって、いつも言ってたから。あと、言いすぎじゃないと思う」

滝見母「それでも、男親としては気になるところがあったんだと思うわ……本当にごめんなさいね」

京太郎「いえ、こちらはもう気にしていませんから。まぁ、その……組手の相手というのも、もちろんお付き合いしますので」

滝見父「おお、それはありがたい! 先ほどの動きといい、なかなかの使い手のようだからな……ふふ、腕がなるわ」ボキボキ

春「京太郎は強い。ただ、その……別の力の出し方と使い方は、修行しないといけない」

滝見母「それは私の分野かしら……でも、せっかくだし春が指導してあげたいわよねぇ?」

春「う、うん……できれば……」

京太郎「――なら、春に頼もうかな。おじさんとは武道の修練をして、俺は春に麻雀を教える」

滝見母「あら、それじゃあ私は?」

京太郎「え、えっと、その……なんでしょう」ハハハ

春「……家事全般、京太郎が教えてくれる」

京太郎「いやいや、さすがに主婦の方に教えられることなんて……」

春「大丈夫。お母さんは家のお役目があるから。専業じゃないし、色々と隙はある」

滝見母「うふふふ……春ちゃん?」ゴッ

春「……ごめんなさい」ブルブル

京太郎「ま、まぁまぁ……でもそういうことでしたら、お母様がいらっしゃらないときの家事は、俺が引き受けさせていただきますよ」

滝見母「あらあらあら、本当? でも、さすがに忙しくなりすぎないかしら?」

京太郎「いえ。家に泊めていただけるなら、そのくらいはやらせてください。こちらからお願いします」

滝見父「ふむ、そこまで気を遣わずともいいのだが……本人がやりたいと言うなら、止めるのも野暮というものだな」

京太郎「はい、ありがとうございます」

滝見母「それじゃ、申し訳ないけどお願いするわね」

京太郎「お任せください。それでは――これから一ヶ月、よろしくお願いします」

春「こちらこそ。不束者ですが……誠心誠意、京太郎にお仕えします」

京太郎「いや、むしろ俺が仕えさせてもらう感じなんだが……ま、いいか」

春「じゃあ……一回、部屋に行こう? 荷物の整理しないと。私が案内する」

京太郎「っと、そうだな……では、失礼します」ペッコリン

滝見夫妻『ごゆっくり(意味深)』




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