【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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188: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2018/12/22(土) 05:20:32.14 ID:X/AxWEVq0

〜玄関にて

滝見父「なんだ貴様は! なんの用があって我が家に参った!」ムキムキー

京太郎「(おおう、ものすごいマッソーなおじさんが……)は、はじめまして。自分は須賀京太郎と申します」

滝見父「名前など聞いておらん! なんの目的かは知らんが、早々に立ち去れ!」

京太郎「っ……」

春「お父さん、落ち着いて……」

滝見父「春は黙っていなさい。私はこの男に話しているんだ」

春「でも……京太郎は、私のお客様だから」

春「それと……とっても大事な人」ポッ

滝見父「なん……だと……おい貴様! うちの春になにをしたぁ!」ガシッ

京太郎「ぐっっ……」

春「お父さん、やめてっ……」クイッ

滝見父「黙っていなさいと言っているだろう!」ドンッ

春「あっ……」フラッ

京太郎「っっ……春っ!」バッ ガシッッ

滝見父「ぬぅっ!? 私の組み手を抜けただとっ……」

京太郎「春、大丈夫かっ?」

春「うん、平気……京太郎が支えてくれたから」ニコッ

京太郎「そうか…………滝見さん、失礼を承知で言わせていただきます」

滝見父「ほう、なにかな?」

京太郎「ご自分の娘をあんな形で突き飛ばすのは、さすがに可哀想です……春に謝ってください」

春「京太郎……私は平気」

京太郎「けど……いくら親とはいえ、あれはない。春があんな目に遭わされるなんてことを、俺が許せない」

滝見父「ほほう。許せないか……なら、どうするかね? 私が謝らなければ、無理やりにでも頭を下げさせるか?」

京太郎「荒事は嫌いです。それに、無理やり頭を下げさせても意味はない……形だけでも下げさせたいだけなら、そうしても構いませんが」

滝見父「ふん、自分の腕を相当に過信しているようだ」

京太郎「ご自由に受け取ってください。ただ、荒事は望まないと申し上げました。ですから、もし謝ってくださらないのであれば――」

滝見父「謝らないなら、どうする?」

京太郎「春を連れて、この家を出ます」

滝見父「は!?」

春「えっ!?」

京太郎「端的に言えば誘拐ですね。あるいは駆け落ち……とは違うか?」

春「駆け落ちでいい!」キリッ

京太郎「……まぁとにかく、そんな形です。娘に暴力を振るって平気でいられるような父親の元に、春を置いておけませんから」

滝見父「き、貴様……それは犯罪だぞ! わかっているのか!」

京太郎「必要とあらば、春のためです」

春「京太郎……」ポー

滝見父「そ、そんなことをしても、いずれは捕まる……滝見の、霧島の力を甘く見ているようだな」

京太郎「そんなつもりはありませんが……春一人を守る力はあるつもりです。権力が必要なら、心苦しいですが伝手を使って庇護を求めてもいい」

京太郎「そのくらいの覚悟はできています」

春「きょう……たろぉ……」トローン



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