49: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 18:00:16.42 ID:oMgPCNNI0
殺到するうさぎさんを菜帆ちゃんのぷにぷにボディで弾き(強い……!)、
追ってくるうさぎさんは私のたぬ尻尾でぺしぺし弾いて、
なんとかトイレに辿り着くことができました。
「美穂ちゃん、ドアを〜!」
「任せてっ!」
うさぎさんの侵入を阻止し、廊下へ繋がるドアを閉じます。
……中は静かでした。
女子寮の共用トイレには、天井まである仕切りで区切られた個室が四つ。
造りが新しいのと、響子ちゃんが毎日丹念にお掃除してくれているのもあってピカピカです。
「大丈夫そうだよ蘭子ちゃん。私達はここで待ってるから」
「慌てないで、ゆっくり済ませていいですよ〜」
四つ並んだ個室を前に、蘭子ちゃんは立ち尽くしていました。
…………?
どうしたんだろう。
声をかけようとした時、蘭子ちゃんは「ぎ、ぎ、ぎ」と音がしそうな動きで振り返り、
震える指で床のある一点を差していました。
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