ロールシャッハ「嵐を呼ぶ、救いのヒーローたち」
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26:名無しNIPPER[saga]
2018/02/15(木) 22:27:56.43 ID:Jw6MsEa80
ロールシャッハ(ひと悶着……いや、それ以上のことがあったが、)

       (ライセンスを見せることで収まった)


       (実に便利だ)


       (ここの園長と名乗る男……タカクラブンタも、話を聞く限りでは善人のようだ)

ロールシャッハ(もっとも、それがこうも顔に表れないのは滑稽だが)


園長「お仕事大変でしょうが、しかしうちの園児をそのような危険に巻き込むわけには……」


ロールシャッハ「HURM.」

ロールシャッハ「そうだな。あんたの言うとおりだ」


ロールシャッハ(俺は少し、焦っているのかも知れん)

ロールシャッハ(だがこうしているあいだにも、世界は間違いなく終末へ近づいている……)



黒磯「……あ、あの、」

ロールシャッハ「……なんだ?」

黒磯「……頑張ってください」

ロールシャッハ「なんのつもりだ」

黒磯「他意はありません。ただ、実は私もかつて、ハンターを目指していたものでして……」

ロールシャッハ「そうか」

ロールシャッハ「今からでも遅くはないぞ。35回受けた知り合いがいる」

黒磯「いえ」

黒磯「今の私には、あいお嬢様と、ふたば幼稚園の皆さまがいらっしゃいますので」


ロールシャッハ「…………」

黒磯「あなたには、きっと理解しがたいこととは思いますが」


ロールシャッハ「…………そうだな。俺には永遠にわからん」

ロールシャッハ「だが、俺も別に肩書を求めたわけではない」

ロールシャッハ「なすべきことに、この板切れが必要なだけだ」

あい「黒磯! どこなの? 来なさい!」

ロールシャッハ「……さっさと行け」

黒磯「はい!」




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