モバP「なっちゃんとバレンタインとカコネイター」
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13: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/12(月) 13:21:39.41 ID:3+QXu1e2O
P「いただきます」モグモグ
茄子「………」ジーー
P「………」ゴクン
茄子「どうですか?」
P「おいしい」
茄子「そうですか……よかった」
P「そんなに心配だったのか?」
茄子「味見はしましたけど、やっぱり不安なものは不安で。想いをこめたと言っておいておいしくなかったら、すごく恥ずかしいじゃないですか」
P「なるほど。けど、これだけうまいものをもらったら、ホワイトデーのお返しが大変だな」
茄子「3倍返し、ですか?」
P「そうそう」
茄子「その必要はありませんよ」
P「え?」
茄子「私からのチョコはグレード:無限大なので、3倍にする必要はありません。無限に何をかけても無限です」
P「逆に言うと俺からのお返しも無限大を要求されているわけか」
茄子「そんなに重く考えなくても大丈夫ですよ? 私は、P君からのプレゼントならなんだって」
茄子「………」
茄子「なんだっては言いすぎですね。物によっては返品します」
P「正直だ」
茄子「今日は素直100パーセントですから。たーんと味わってください」
茄子「チョコだけじゃなくて、カコのことも」
P「えっ」
ぎゅっ
茄子「ふふっ。久しぶりに、P君と手を繋いだ気がします」
P「最近は、なっちゃんの仕事がたくさんあってタイミングがなかったからな」
茄子「お正月特需も終わって、ようやく落ち着いてきましたね」
茄子「お仕事がたくさんあるのは、もちろんいいことですけど。たまにはこうして、P君の体温を感じていたいです」
P「………」
茄子「あ、体温上がりましたね?」
P「だ、だまらっしゃい」
茄子「かわいいんだー♪」
P「くそう……このままじっとしててもどうにもならん。なっちゃんの体温も上げてやるからな」
茄子「いいですよ♪ ゆっくりお話ししましょう」
茄子「そうしているだけで、きっと勝手に熱くなっちゃいますから……ね」
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