人理を照らす、開闢の星 ウルク出張所
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80:名無しNIPPER[sage]
2018/02/09(金) 21:34:57.70 ID:jW8A5lU3O
ゴキブリ「仕方ねぇな……なら餌を狩ってきてやる。先に巣に戻ってろ」カササササ

ネズミと別れたゴキブリは、ひたすら暗い厨房内をひた走った。
米、麦、チーズ。どれもキッチンの上に置いてある。
ゴキブリの触覚がウニウニと動く。

ゴキブリ(風が変わった……。デカいし速い! ネコ野郎め、俺を追ってきてやがる)

ゴキブリ「捕まえられるもんなら、捕まえてみな! テメェの脚じゃ、俺にはついて来れないぜ」

ゴキブリはネコを攪乱するように蛇行して走った。
背後で『フッフッ』と猫の荒い息遣いが聞こえる。

ゴキブリ(クソッ! やはり体格差は埋められねぇか。ちくしょう、俺はこんなところで死ぬわけにはいかねぇ!)

ゴキブリ(まだやり終えてないことがあるんだ。餌を集めるんじゃない、もっと大事なことが……)

???「ふぉっふぉっふぉ、猫に追われておるようじゃの、ゴキブリよ」

ゴキブリ「誰だあんた!?」

???「>>21じゃよ」


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