326:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:57:50.75 ID:3FrzmiYZ0
挨拶やら総評を終え、閉祭宣言が出された後、部室に戻ってぐだぐだと片付けを始めた。
ソラは水泳部の助っ人としてプールで泳いでいたようだった。
俺の夏はまだ終わってねえ、と言っていたが、普通に寒そうにしていた。
打ち上げには、部員四人と、奈雨と零華が参加して、ヒサシに車を出してもらい焼肉を食べに行った。
人の金で食べる焼肉は美味い、と胡依先輩が言っていた。
帰り道は、零華と奈雨、東雲さんと胡依先輩、俺とソラの三つにわかれて帰った。
ぐだぐだ話をしながら家に帰って、眠くならないうちに、奈雨と明日どこに行くかを決めることにした。
「どこに行きたい?」
と俺が送ると、
「うち、来てよ」
と返信が来る。
そして、返信を考える間に、続けて、
「お母さんとお父さんが、連れてこいってうるさい」
俺は少しどころじゃなく緊張した。
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