【クッキー☆】『猫になったBNKRG』
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96:名無しNIPPER[saga]
2018/02/06(火) 02:34:46.05 ID:kLIsZwOI0
もう一度日常が戻ってきた。
既に銀杏もすっかり葉を落とし、冬の足音が迫っていた。
TISが仮屋として住んでいるアパートは入居者が少ない。
それでも、自分より若い入居者がいるのは知っている。ただ、引っ越しの挨拶をしにいっても出ては来なかった。
時代が変わったんやろなぁ、と一人ごちる。近所付き合いが煩わしいのだろう。
TISは道路を掃いていた。
私以外の誰かが掃けはええんやけどな、と心の中で愚痴を吐いてもいる。
秋風とは既に言えないほど風は冷たく、TISはかじかむ手をカイロで温めつつ腕を動かしていた。


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